社会人の短期留学ってアリなの?メリット・デメリットからみる“失敗しない”コツを解説

メリット・デメリット 短期留学について
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「プチ留学」ともいわれ、短ければ1週間から行くことが短期留学。休暇を利用して行くこともできるため、社会人にも大人気です。

しかし、短期留学と聞いて、

社会人A
社会人A

語学力って本当にアップするの?

社会人B
社会人B

1〜2週間なら旅行みたいな感じなの?

と、短期留学ってそもそも行く意味ないんじゃない?と一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか?

筆者も短期留学って「何か得る前に帰国してしまう」イメージでした。そこで短期留学のメリット・デメリットと留学を成功させる秘訣を調べてみました。

短期留学は、きちんと目的を定め、事前準備をしっかり整えて行くと、得られるものはたくさんあります。とはいえ、英語力の劇的な上達を実感しづらいのも事実です。

この記事では、短期留学のメリット・デメリットがわかり、限られた期間で留学に成功するための方法を解説しています。

メリット・デメリットを理解し、デメリットをカバーすることで、あなたの留学は意味ある留学になります。

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短期留学の期間はどれくらい?

短期留学とは、一般的に1週間~2・3ヶ月の期間の留学をさすことが多いです。

国によって違いますが、3ヶ月(90日以内)の滞在であればビザ不要で入国できる国がほとんどです。

筆者
筆者

国によっては、別途必要書類等の提出が必要な場合があるよ!

短期留学のメリット

「留学に興味はあるけど、長期留学は難しい」「気分転換も兼ねて海外での暮らしを体験してみたい」といった方に、気軽に体験できる短期留学はおすすめです。

まずは、短期留学のメリットをご紹介します。

費用を抑えられる

パスポート

留学する国や時期、語学学校、利用するエージェントによって差はありますが、短期留学にかかるおおよその費用は以下のとおりです。

期間  費用
1週間 10万~40万円 
1ヵ月20万~70万円
3ヶ月50万~170万円 

留学に関する書籍や留学エージェント数社が公開している情報を元に、期間毎の最低費用・最高費用をまとめてみました。

国別でみると、アメリカやイギリスは比較的高め、フィリピンやマルタ、ニュージーランドなどは比較的安くなっています。

一方、1年間の長期留学(語学留学)でかかる費用は、およそ250~300万円ほどです。

1週間なら最安で10万円台から留学できるため、金額的には旅行と大差がありません。

筆者
筆者

留学に興味はあるけど費用が・・・という方でもチャレンジしやすいですね

フィリピン・マルタの短期留学費用についてはこちらの記事で詳しく解説

休暇を利用して行くことができる

旅行

6か月以上の長期留学になると、社会人なら休職あるいは退職が必要になるケースもあります。

一方、短期留学なら1週間から実現できるため、休暇を利用して行くことができます。

1週間~2週間なら、年末年始やゴールデンウイーク、夏季休暇に有休をプラスして留学することが可能です。

英語を実践で使う機会が得られる

コミュニケーション

旅行で海外を訪れても、よっぽど旅慣れた方でないと、現地の人と気さくに交流する機会なんてあまりないのではないでしょうか?

留学であれば、語学学校では必然的に外国語に触れる機会が得られます。

さらに短期間でも留学先の町に「住む」体験ができます。滞在先がホームステイであれば、ホストファミリーとの交流で英語を使う機会が増えます。寮やシェアアパートなら、他国からの留学生とのコミュニケーションに英語が必要となります。

授業の前後は積極的に外出し、お店やカフェで店員さんとのやり取りを重ねることで、「英語で話す」ことに慣れていくことができます。

長期留学や海外移住のお試しができる

旅行

将来、1年以上の長期留学を計画している方、海外移住を考えている方もいらっしゃると思います。

事前に短期留学し、現地の文化や価値観に触れ、適応を見極めてから長期留学に挑むこともできます。

また、長期留学や移住を前に英語力を底上げするために短期留学をするのもおすすめです。

お試し留学についてはこちらの記事を参考にしてください♪

短期留学のデメリット

続いて、短期留学のデメリットを見てみましょう。

英語力は思うほど伸びない

うーん

短期留学といっても、1週間と3ヶ月間では期間が大きく違うため、英語力の伸び方も変わってきます。

1週間の留学では、英語力の劇的な伸びは期待できません。

英語の伸びを実感できるまでに3ヶ月くらい要すると言われており、それより短い期間の留学では劇的な英語力の伸びを実感するのは難しいと言えるかもしれません。

1週間の留学で全く効果が得られないかと言われれば、そういうわけではありません。

たとえ短期間の留学でも事前準備をしっかり行い、英語を実践で使う機会を積極的に持てば、英語でコミュニケーションをとることに対する自信や今後のモチベーションに繋がります。

体験できることが限られている・現地生活を楽しむ余裕がない

出発

1~2週間の留学なら、慣れてきたころにはもう帰国日となってしまいます。

授業だけでクタクタになり、出かける元気がなく、現地で暮らす体験を十分に満喫できないまま帰国日を迎えてしまうなんてこともあり得ます。

また、週末や授業後の観光も限られたものになってしまい、語学学校以外の体験がほぼ皆無だった…ということにもなりかねません。

短期間で物足りなさを感じる人もいるでしょう。

短期留学を成功させるために大切なことは?

短期留学を成功させるためには、メリット・デメリットを把握し、事前準備をしっかり行って参加することが重要となります。

留学の目的をしっかり定める

ゴール

留学の目的をしっかり定めておくことは、短期留学のデメリットをカバーすることにつながります。

1週間の留学では語学力の向上はあまり期待できなくとも、たとえば、

  • 英語でコミュニケーションをとる機会を多く持つ
  • 実際に英語でやり取りを行うことで自信をつける

などの目的があれば、何も得られなかった…とガッカリして帰国することにはならないはずです。

また、語学力向上よりも異文化体験をメインでしたい!という方は、授業は半日コースを選択し、残りの時間は観光や街歩きに当てると、目的を達成しやすくなります。

事前にしっかり語学力の底上げをしておく、限られた期間でも目的を持ち意欲的に参加するなど、本人のモチベーション次第で得られる効果は大きく違ってきます。

現地でやりたいことリストを作っておく

やること

旅行であればノープランで気ままに過ごす、というのも贅沢で充実した時間になります。

しかし留学は旅行ではありません。メインは留学プログラムになるため、決められた通り学校に行き、受身的に毎日を過ごしていると帰国日になっていた…なんてことは避けたいですよね。

これだけは経験したい、ここだけは行っておきたい、などどうしてもやりたいことをリスト化しておくことをおすすめします。

準備期間のうちにリスト化しておくと、それにかかる費用を貯めておく、行き方を調べておく、アクティビティであれば予約しておく、など体験したいことを実現しやすくなります。

筆者
筆者

せっかくの海外生活、限られた時間を有効に使いたいですね

留学でやりたいことリストの作り方はこちらの記事で詳しく解説

留学前に英語力を上げておく

勉強

英語学習は留学に行ってからでいいや!と思っている方、いらっしゃるでしょうか?

ダメです!笑 

留学前にしっかり英語学習をしておきましょう!!

授業で学ぶだけなら留学せずとも学ぶことができます。

先にも触れたとおり、短期間の留学では英語の劇的な伸びは実感しづらいです。

しかし、事前に英語学習をしておくと、

  • 語学学校のクラス分けで、初級者クラスより上のクラスに振り分けられ、より学びを深められる
  • インプットした英語を現地でアウトプットする機会となる
  • 学びを実践することで成功体験を得られ、自信につながる

などのメリットがあり、全く準備をしていない状態に比べると、留学後に得られるものは大きく違ってきます。

短期間、留学に行くだけでは英語力の劇的な伸びは期待できません。

中学英語からの学び直しや、オンライン英会話など、計画的に学習を進め、英語力の底上げをしておくことをおすすめします。

留学前に英語学習が必要な理由と勉強法についてはこちらの記事で詳しく解説

事前準備をしっかり行い短期留学を成功させよう

YEAH

短期留学は、目的をしっかり定め、事前準備をしっかり行っていくと、たとえ1週間という超短期間でも知識・経験・自信など多くのものを得ることができます。

反対に、事前準備を行わず、具体的な目的もない状態で行くと、気づいたら留学期間が過ぎてしまっていた…ということになりかねません。

短期留学のメリット・デメリットを把握し、自分が短期留学で得たいものを明確にしたうえで臨めば、短期留学は間違いなく「行く価値あり」と言えます。

せっかくの留学、成功させましょう!!

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