短期留学をしてみたいけど、費用はどれくらいかかるんだろう・・・?
費用総額は目安として、1週間で約11万~37万円、1ヵ月で約23万~83万円、3ヶ月で約50~175万円です。
3ヶ月になると意外と費用はかかります…。
でも社会人だからお金持ってるんじゃないの?
いやいや、社会人だからってお金に余裕があるわけじゃないのです!!
できるだけ費用を抑えつつ、短期でも実りある留学にしたいですよね?
筆者もそのひとりです。
コスパよく有意義な留学にする方法は以下のとおりです。
- 物価の安い国や都市への留学も検討する。
- 航空券はハイシーズンを避けて早めに購入。LCCや乗り継ぎ便を利用するとお得。
- 滞在費を抑えるにはシェアハウスやホームステイ。
- 無料エージェントを利用し、費用や手間を節約。
- 留学前に英語力を上げておく。留学先で生きた英語に触れる機会を多く持とう。
- 節約にこだわりすぎない。留学の目的達成のための出費は惜しまない!
本文で詳しい内容を解説します。
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短期留学に必要な費用
留学にかかる費用は、
出発前にかかるお金 と 留学先でかかるお金 に大きく分けられます。
筆者の娘はただいま長期留学中。
なんの予備知識もなく、留学前に想像以上の費用がかかりました…。
計画的に準備しよう。
出発前にかかるお金
留学出発前に、渡航費や学校、宿泊、生活準備などまとまった費用が必要になります。
- 学校関連・・・入学申請料(出願料)、授業料、教材費など
- 滞在費・・・ホームステイや寮、ホテルなど
- 渡航関連・・・航空運賃、パスポート申請料、ビザ申請料など
- 保険料・・・海外旅行(海外留学)保険料
- 生活準備関連・・・現地での生活準備費、通信機器(Wi-FiやSIM)の費用など
- その他・・・エージェント代行手数料など
学校関連の費用
語学留学の場合、入学申請料(出願料)、授業料、教材費などが必要となります。
同じ国や都市への留学でも、選ぶ学校、授業数や授業プログラムにより費用は変わります。
滞在費
留学中の滞在先には、ホームステイ、寮、ホテルなどがあります。
部屋のタイプや食事の提供の有無によって価格は異なります。
ホテルはプライベートが確保されますが、費用はかさみます。
費用は抑えたいけど、プライベートも確保したい…。
おとなって、むずかしい(^^;
渡航関連の費用
航空運賃、パスポート申請料、ビザ申請料などが必要です。
航空運賃は時期や渡航先によって大きく費用が変わってきます。
ビザの要不要は国により条件が異なりますが、
ほとんどの国で3ヶ月以内の留学であればビザは不要です。
また、ビザ申請は不要でも、ほとんどの国で電子渡航認証が必要となります。
パスポートの申請、更新費用を予算に組むのもお忘れなく。
海外旅行(留学)保険料
留学中の病気やケガ、滞在先でのアクシデントによる損害、携行品の紛失や盗難、交通機関のトラブルの発生などにそなえ、保険に加入しておくほうが安心です。
保険には、海外旅行保険、海外留学保険、そしてクレジットカード付帯の海外旅行保険があります。
補償期間や内容を比べ、自分の希望にそった補償がカバーされた保険を選ぼう
生活準備にかかるお金
現地に持っていく衣類やインスタントフードなどの購入費。1~2週間であれば、ほとんど準備する必要がないかもしれません。
Wi-FiやSIMなど通信度機器のレンタルや購入費も必要となります。
エージェント代行手数料など
留学エージェントとは、留学に関する相談、手続き、サポートなど留学手続き全般を代行してくれる代理店のことを言います。
具体的には、学校選びや入学手続き、ホームステイ先の紹介、ビザ申請サポート、航空券手配サポートなどを行ってくれます。
留学エージェントには、無料エージェントと有料エージェントがあり、後者を利用すると代行手数料が必要となります。
エージェントによって、留学前後のサポートに差があるよ。
自分の求めるサポートが含まれているか確認することが大切です。
留学先でかかるお金
留学先では、主に現地での生活費や娯楽費が必要となります。
- 食費・日用品
- 交通費
- 娯楽・交際費
食費・日用品
食費や日用品費は、留学先の物価によりかかる費用は変わってきます。
食費は滞在費に含まれている場合があり、ホームステイでは1日2食付きのところが多いです。
フィリピン留学では留学費用に授業料、滞在費、食費、入学金などが含まれていることがほとんどです。
交通費
滞在先から学校まで距離がある場合、交通費がかかります。
また、放課後や休日に出かける際の交通費も必要です。
空港・滞在先間の移動は、エージェントにより空港送迎サービスが利用できますが、料金がプランに含まれているかどうか、事前に確認が必要です。
娯楽・交際費
自分がどう過ごしたいかにより、準備する費用は変わってきます。
せっかくの海外生活だから観光や買い物も楽しみたい!という場合、多めにもっていった方が安心です。
国別・期間別の総費用の目安
留学エージェント「スマ留」が公表している、平均的な留学費用総額の目安をまとめました。
国 | 1週間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 |
---|---|---|---|
アメリカ | 25~31万円 | 44~55万円 | 93~120万円 |
カナダ | 23~30万円 | 39~50万円 | 79~97万円 |
オーストラリア | 18~27万円 | 38~50万円 | 77~98万円 |
ニュージーランド | 24~30万円 | 39~48万円 | 70~87万円 |
イギリス | 21~37万円 | 38~60万円 | 84~118万円 |
アイルランド | 17~26万円 | 33~48万円 | 66~90万円 |
マルタ | 18~26万円 | 30~41万円 | 60~79万円 |
フィリピン | 11~23万円 | 23~43万円 | 50~90万円 |
渡航費、保険料、ビザ申請(電子渡航認証)料、生活費を合わせての平均的な費用総額
次に、留学エージェント「成功する留学」が公表している費用総額です。
国 | 1か月 | 3か月 |
---|---|---|
アメリカ(ロサンゼルス) | 約67万円 | 約147万円 |
カナダ(バンクーバー) | 約61万円 | 約122万円 |
オーストラリア(シドニー) | 約64万円 | 約129万円 |
フィリピン(セブ) | 約38万円 | 約84万円 |
イギリス(ロンドン) | 約83万円 | 約175万円 |
金額はあくまで目安です。
実際、渡航費や生活費、滞在先などによって大きく変わります。
できるだけ早めに留学先や時期を決め、いくらかかるかを把握しておくと安心ですね。
国と期間で留学費用が決まる!留学ならスマ留!費用を抑える方法
長期留学と比べると費用を抑えられるといえど、短期留学でもそれなりにはかかります。
できるだけ費用を抑えつつ満足できる留学がしたい!と、節約方法を必死に調べました。
物価が安い国・都市を選ぶ
留学先として人気のアメリカやイギリスは物価が高く、授業料や滞在費、生活費に影響します。同じく人気のカナダ、オーストラリアやニュージーランドは比較的安く、費用を抑えることができます。
とにかくコスト全体を抑えて英語を学びたい!という方には、フィリピンがおすすめです。
フィリピンは物価が安く、授業料や滞在費が留学費用に含まれていることがほとんどです。また、日本から比較的近いため航空券代が抑えられます。
ヨーロッパ圏なら、マルタは他のヨーロッパ諸国と比べ授業料や物価が安いため、費用を抑えることができます。
どうしても行きたい国があるけど物価が高い・・・。
どうしたらいいの?!
同じ国内でも都市部と田舎では一般的に都市部の方が物価は高くなります。日本国内でも東京と地方では多少物価は違いますよね?
この国のこの都市にどうしても行きたい!というわけでなければ、物価をリサーチして費用を抑えらる都市近郊の街や地方を選択肢にあげてみるのもいいかもしれません。
とはいえ、期間の限られた短期留学。観光も楽しみたい場合は、都市部に滞在した方が結果的にコストも時間も抑えられます。
自分の目的が何か、事前にしっかり整理したうえで選択することをおすすめします。
▶フィリピン・マルタの留学費用についてはこちらにの記事で詳しく解説!
航空券を早めに購入する
短期留学の場合、出費の多くを占めるのが往復航空券代です。
ここを抑えられると費用総額は大きく変わってきます。それなら、できるだけ安く購入したいですよね。
航空券代を抑える方法としては次の方法があります。
- 航空券は留学の2〜3ヶ月前に購入する
- LCCを利用する
- 乗り継ぎ便を利用する
- ハイシーズンをさける
⚫︎航空券は留学の2〜3ヶ月前に購入する
航空券は、留学先の学校や滞在先が決定し渡航日が決まったらすぐ、できれば留学の2〜3ヶ月前には購入するべし。
多くの航空会社では早割プランが提供されています。早割を利用すれば、通常よりも安い価格で航空券を購入することができます。
ただし、早割で購入したチケットは、キャンセル料が通常より多くかかってしまうというデメリットもあります。日程調整をしっかり行なってから購入しましょう。
短期留学の場合、必ず往復航空券を購入してね。
入国審査で帰国用のチケットをチェックされることがあります!
⚫︎LCCを利用する
価格を重視するなら、LCCの利用も選択肢にあげられます。
しかし、
・ほとんどの航空会社は預け荷物が有料
・遅延や欠航が多く保証がないことが多い
などのデメリットがあります。
⚫︎乗り継ぎ便を利用する
目的地以外の空港に立ち寄ってから目的地に向かうのが乗り継ぎ便です。
直行便に比べ需要が少ないため、安い価格で購入することができます。
デメリットとして、乗り継ぎがうまくいかない場合、目的地への到着が大幅に遅れてしまう可能性があります。
せっかくの短期留学を1日でもムダにしないよう、慎重に選択する必要があります。
⚫︎ハイシーズンをさける
日本での観光シーズンである、年末年始、ゴールデンウィークなどの大型連休、夏休み期間は航空券が高くなります。
可能であれば、ハイシーズンをさけて留学するほうが、航空券代を抑えることができます。
滞在先を考える
留学中の主な滞在先として、ホームステイ、寮、シェアハウス、ホテルがあります。
学校や留学エージェントを通して手配してもらえるのは、主にホームステイや寮です。シェアハウスやホテルは自己手配となることがほとんどです。
安い順でみると以下のとおりです。
シェアハウス < ホームステイ < 寮 < ホテル
一般的に、寮に滞在するよりホームステイのほうが安く滞在できます。また、ホームステイでは食事も1日2~3回含まれているところがほとんどなので、食費の節約もできます。
留学生が多い6~9月、クリスマス前後の12~1月は追加費用がかかる場合があります。
一番安く滞在できるシェアハウスですが、短期間の留学では手配やトラブル対応に時間をとられることも考慮したほうがよいようです。
留学エージェント・スマ留の場合、宿泊先はシェアハウスが基本となっているため、自分で手配する手間がかからず留学費用も抑えることができます。
無料エージェントを含め、コスパのよいエージェントを利用する
学校選びや入学手続き、滞在先選びなど、留学エージェントを通さずに自分ですべての手続きを行うこともできます。その場合、エージェントにかかる費用はゼロになりますが、手間も時間もかかってしまいます。
エージェントを利用したいけど費用が気になる場合、無料エージェントを利用すると費用も手間も節約できます。
すべてのサポートを無料で行なってくれるエージェントもあれば、一部有料サポートとなるエージェントもあります。
しかし、いくら無料でも、希望する国や学校、コースなどに対応していなければ、逆にコスパは悪くなってしまいます。
無料エージェントを含め、数社に相談してみて自分の目的にそったサービスを提供してくれるエージェントを選びましょう。
無料エージェント↓
スクールウィズ事前に英語力を上げておく
短期間で英語力向上を実感するのは、正直厳しいようです。特に英語初心者が1~2週間留学するだけでは、劇的に向上することは難しいといわれています。
短期留学を有意義なものにするには、事前にどれだけ英語力を上げておくかにかかっています。
事前学習なしの留学では、現地で英語を使ってスムーズにコミュニケーションをとることは難しく、授業についていくことで必死となるかもしれません。
しかし、事前に英語力の底上げをして留学に挑むと、留学期間すべてがアウトプットの場ともなりえ、コミュニケーションを通して多くを学ぶことができます。
どう考えても、後者のほうが留学の満足度は高まり、コスパがよいといえます。
「留学に行く」ことがゴールではないはず!
留学のコスパを左右するのは自分次第。
▶留学前に英語学習が必要な理由と勉強法はこちらの記事で詳しく解説!
節約にとらわれすぎず、コスパ重視の留学をしよう
短期留学っていくら準備すればいいんだろう・・・?
こたえは、「留学する国や期間、留学の目的により異なる」です。
まず留学全体で必要な費用の内訳を把握し、どこの国や都市に留学したいのかをできるだけ早く決めましょう。
早く決定することで、必要な費用や見積もりがしやすくなります。
そして、「これだけはゆずれない!けど、ここは妥協できる」といった、自分なりのこだわりポイントを把握する。
そのうえで、節約できるところはとことん節約し、こだわるところは惜しまず費用をかける。
金額的には大きくなるかもしれませんが、満足度を上げることで結果的にコスパがよくなります。
コスパよく有意義な留学にする方法は以下のとおり↓
- 物価の安い国や都市への留学も検討する。
- 航空券はハイシーズンを避けて早めに購入。LCCや乗り継ぎ便を利用するとお得。
- 滞在費を抑えるにはシェアハウスやホームステイ。
- 無料エージェントを利用し、費用や手間を節約。
- 留学前に英語力を上げておく。留学先で生きた英語に触れる機会を多く持とう。
- 節約にこだわりすぎない。留学の目的達成のための出費は惜しまない!
留学したいと考えたらできるだけ早く計画を立て、貯金や英語学習を進めましょう!!
\ コスパよく留学するならエージェントに相談を /
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